終戦記念日と誕生日
今日は62回目の終戦記念日。
今年も朝から首相や政治家達が靖国神社を参拝するしないの話題がワイドショーを賑わしていますね。
私自身、父方の祖父がサイパンで戦死していて、幼ないころ靖国神社を参拝しているんです。と言っても写真に残っているだけで記憶にはないのだけど。
ただ、その写真が特別な意味があるのだろうという事だけは幼いながらに何となく感じていました。
そして、私の両親の故郷は原爆の被害に遭った長崎。父は原爆手帳を持っています。
小さい頃は毎年のように長崎に帰り、お盆を過ごしていました。そして父の実家には軍服を着た父に似た祖父の遺影がありました。
多分、同じ世代の人達の中では戦争の事を身近に意識する機会は多かったはず。
ただ…母からは戦後食べ物がなく芋のつるを食べていた話は聞いたりしましたが、口数の少ない父は戦争については語らず、ぼんやりとしか理解できていないのです。
子供ながらに聞いてはいけないことのようにも感じていました。
先程のニュースで戦争体験者が『数年前まで戦争の事は話せませんでした』とおっしゃってました。
それだけ体験した人々には衝撃的で心に傷を負ってしまったのですね。
父の頑固さは、性格か、はたまた九州男児の意地なのかと思っていましたが、もしかすると戦争によって心を閉ざしてしまったのかもしれません。
無理もないことです。子供の頃原爆史料館で見たのは想像を絶する、この世の物とは思えないものばかり。
身近に戦争を意識できたはずの私でさえ、きちんと理解出来てないのだから、同世代〜若い人たちはもっとわからないんだろうな。
そして、終戦から59年目の記念日だった3年前、予定日より6日も早くayanoppuが誕生したのです。
わざわざこの日を選んで産まれてきたことで、戦争について改めて意識するようにと言われているような気がしてなりません。
戦争体験者の高齢化が進み、あれだけ悲惨な戦争が風化される傾向にあります。
客観的にニュースを見てるだけではなく、もっともっと私達が理解する努力をしなければいけないのでしょうね。



厚生省が募集したマタニティマークの最優秀作品。


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